CVSNT+Eclipse3.1 on Windows

先日は、Java3Dのソースを入手するためにEclipseCVSクライアントを使ってみましたが、今度はWindows上でCVSサーバを立ててローカルにバージョン管理をしてみます。

Windows上で動くCVSサーバの選択

Cygwinを使う手もありますが、CVSNTCVSNT/CVS 2.x Client/Server downloads for Windows, Linux and Mac OS Xを使うのが楽そうです。しかし、EclipseのバージョンとCVSNTのバージョンがあっていないとうまく動作せずエラーがでますので、正しい組み合わせを選んでください。Eclipse3.1M4 + CVSNT 2.0.58d でやってみました。CVS - Eclipsepediaで対応一覧を確認できます。旧バージョンのCVSNTはhttp://www.cvsnt.org/archive/から入手できます。

CVSNTのインストールとリポジトリ設定

CVSNTのインストールとOSの再起動を行った後、適当な場所にリポジトリに使うディレクトリを作成し、CVSNTのControl PanelでのRepositories設定で追加します。Compatibilityタブ内のチェックがすべて入っていて、Generic CVS Clientになっていることを確認したうえで、CVS ServiceとCVS Lock ServiceをStartさせます。

ユーザ設定

コマンドプロンプトで、

cvs -d c:\cvsroot_path passwd -r username_on_windows -a username_cvs
...(パスワード入力)
set CVSROOT=:pserver:username_cvs@localhost:repository_name
cvs login
cvs logout

としてユーザを追加し、各種設定が有効か確認します。ここでrepository_nameはパスそのものではなく、CVSコントロールパネルで設定したときのリポジトリ名(Name欄)ですので注意してください。

Eclipseで使う

あとはJava3Dのソースコード入手 - YHR’s notesのとおり、設定すれば使えます。プロジェクトを右クリック、「チーム」「プロジェクトの共用」でCVSへの書き出しができます。