ウェア素材対決

この手のことを書こうとカテゴリを作って、一年近くたちました。こういう文書って、読む人にとっては実際の使用感こそが意味あるデータなわけよね。一年たった使用感、いってみよう。

ドライベクター 性能最強、ミズノ限定なのでバリエーションに難

ミズノの開発した比較的新しい素材「ドライベクター」。吸湿速乾性能は最強です。迷う余地はありません。アンダーウェアなら一押し。
生地によって、厚さやメッシュの面積に差がありますが、性能だけをみるなら薄くてメッシュが多いものがよさそう。
しかし、ミズノの製品にしか使われていないため、デザインが限定されます。また、値段もちょっと高め。

ダクロン系混紡素材 スタンダード、安価でバリエーション豊富

インビスタ(旧デュポン)社の素材、ダクロンシリーズ等を使用したもの。さまざまなところに提供されているため、非常にバリエーションが多く、値段もいろいろです。
性能はそこそこよいが、いうなればこれがスタンダード、という感じですね。ただ、混紡率がさまざまで、綿が多いものは触感が優れ吸収がよい(ことになっている)一方、乾燥が遅くなります。長袖シャツあたりのミドルウェアによさそう。ミドルウェア

アイスタッチ ミズノ限定、ひんやりするけど吸湿に難有り

ミズノの素材、アイスタッチ。ほんとにひんやりします。主張によると、水分を含む(蒸発する?)ほど温度が下がるようです。しかし、吸湿性に劣るため、使用用途としては

  • 激しい運動で大量に汗をかくので、吸収はどうでもいいから少しでも冷やす
  • それほど汗はかかない普段用で、恒常的にちょっと冷やしておけるといいな(冬の暖房下?)

というあたりになると思います。

他はそのうち。