ライセンス決定の要因

前回、Javaのライセンスについて調べて適当にまとめてみたので、
これを機会に、そもそもライセンスを決めるにあたりどのような条件があるのか
考えて見ます。

• 再配布の許可/条件付許可/禁止/義務
  • オリジナルのバイナリ、ソースコード
  • 改変したソースコード、改変したソースコードからのバイナリ
  • オリジナル(または派生物)にリンクしているソースコード、バイナリ

• 用語の定義
  • 内部使用、学術目的、研究目的、商用利用

• 免責
  • サポートの有無、損害賠償の有無等(通常すべて免責として付記がある)

• 著作権表示
  • 著作権およびライセンス本文を含める必要があるか
  • 作成社名等を上記以外の目的で用いてよいか(通常は禁止事項)

• 商標登録 (必ずしもライセンスではない)
  • 同一、または類似名を名乗るソフトウェアの配布防止

「裁判で勝てる(または面倒な戦いに持ち込む)」見込みがないと、
抑止力にならない気がします。ので、ライセンス文を自分で作るときは弁護士等専門家にチェックしたもらったほうが無難そうです。