引越し業者の手配

では、前述の引越し業者の事情 - YHR’s notesをふまえて、業者にお願いするまでの手順を書いてみます。

基本はトラックのサイズと、人員、移動距離(時間)です。このへんは運ぶものが決まっていればどの業者でもそうかわりないはずですが、ぎりぎりのところだとトラックのサイズが微妙に違ったり、人員(ドライバー込みの人数)が一人ぐらい違ったりします。距離は決まっているわけですから、google:2tロングとかで車の大きさの見当をつけて、同時期同等距離で同サイズのトラックの他の経験者の払った額を調べてみるとだいたいの相場がつかめます。


まずは希望日をきめて、見積もりをとります。(少なくとも東京近郊育ちの感覚では)残念ながら、業者の言い値は高めであることが多いです。すでにスケジュールが埋まっている日だったために、最初から受けるつもりがなく、むちゃくちゃな値段を言ってくることもあるようです。ン万円のために時間をかける気があるならば、いくつかの業者を呼んで相見積もりをとったほうがよいでしょう。3〜4社ぐらいとか。自分はインターネットの同時見積もりで4社呼びました。


参考までに自分の場合は、2月平日/2tトラック一台/人員2名/双方エレベータ有り/自称午前フリー便(二便目だが、一便目の作業が軽くて早く終わるということらしい)で3万円ちょっとでした。他の会社は、午前・午後かかわらず8万とか、実にさまざまでした。営業の対応も含めてその会社にしたのですが、細かく聞くと適当そうだったり、値引きを頼んでみても取り付くしまもなかったり(本業が運送会社系のところは高めです)いろいろでした。


見積もりは通常、トラックサイズを決めるためにも業者の営業が部屋を見に来ます。ワンルームで荷物が少ないとか、よほど明白な条件でなければ、直接見積もりにきてもらったほうがいいでしょう。汚い部屋など見飽きるほどみてきているでしょうから、気にすることは、、ありません、、。


営業のイメージは業者により(そして人により)全然違うわけですが、見積もり営業にくるのは実際当日に作業をするスタッフではないので注意しましょう。営業がよかったからスタッフがよいか、はたまた逆か、実際のところはフタをあけてみないとわかりません。しかしやはり、営業の印象が悪いと頼みたくないのは人情ですが。


業者としては、手の空いている日は埋めたいわけですから、可能ならば日付に余裕を持たせて、希望日の値段をきいたあとで別の日はどうか聞いてみるとよいでしょう。また、午前・午後でどうかもきいてみましょう。


即決なら安くするとか、これ以上安くできないとか、他社はレベルが低いとか、あいまいな答えをするとダンボールをこっそりおいていって契約したことになってる?!とか、ありがちなようなことも聞きました。が、自分の場合はあまりそういうことはなかった。


値段には、洗濯機・エアコンの設置代、自転車やバイクなど特殊なものの運送代、新品・中古ダンボールの枚数、等が含まれるかどうかを確認しましょう。


そして、万一物品や部屋に損害が出た場合の保険も必ず聞きましょう。会社によっては作業員が負担させられることがあり、実際損害がでても作業員が知らぬ存ぜぬで通そうとするケースすらあるようです。フローリングが傷ついたりすると修復費は馬鹿になりません。部屋の養生(テープや緩衝材で要所要所をカバーすること。新築の場合は通常フローリング全体に貼るようです)もきちんとやってくれるのか、値段にふくまれているのか、共用部分(エレベーターなど)はどうなのか確認しましょう。


とりあえずこんなところでしょうか、あとはここに出てきたキーワードをもとに検索してみれば、いろいろな情報がでてくることと思います。スムーズな引越しができるとよいですね!